シリコン(シリコンウェハー等)の買取り
シリコンウェハー(Silicon Wafer)は、シリコンウェーハ、シリコンウエハーとも表記され、高純度なケイ素(珪素,シリコン)の円板です。
シリコンウエハーは、半導体素子製造に必要な基材で、CPU(中央演算処理装置)やメモリー、IC(集積回路)、太陽電池(ソーラーパネル)等に使用されます。
シリコンウエハーは、ケイ素の単結晶インゴットを薄くスライスし、円板状としたものです。
シリコンウエハーは非常に脆(もろ)いので、衝撃が加わると、ブロックの場合はすぐに欠け、ウェハーの場合は割れてしまいます。
シリコンウェハーには、IC(集積回路)を作る元となる「ICグレード」と、ソーラーセルを作る元となる「ソーラーグレード」があります。
また、単結晶シリコンと多結晶シリコンがあり、多結晶はソーラーに用いられます。
シリコンスのクラップとしては、製造途中のインゴットから製品を切り出した残りのブロック、製品にしたときの規格外品、
IC(集積回路)にするためにパターン印刷したときの規格外品、それらの割れてしまったもの等、様々です。
シリコンは、アルミニウムの製錬時に使用することもできます。
アルミサッシに使われるアルミニウムの鋼種は6063(ろく ぜろ ろく さん)ですが、これはアルミニウム、マグネシウム、シリコンから成っています。
シリコンは「半金属」で銅やアルミニウムのような「金属」ではありませんが、再利用(リサイクル)が可能な元素ですので、リサイクルを目的に買い取っています。
但し、全てのシリコンが買い取れるとは限りません。アルミ精錬用途であっても、買取ることができないシリコンもあります。
シリコンウェハーの買取価格
シリコンウェハーの買取価格は、シリコンウェハーの種類、形状等により、かなりの幅があるので、詳細を得ないと提示することができません。
よって、以下の情報が分かればご提示ください(なくても可能ですが、ある方が正確な見積もりができます)。
➡ 物量
➡ 形状(円盤、薄板、塊、割れ等)
➡ 全体の写真とアップの写真(接写)
➡ N型かP型か
➡ 単結晶か多結晶か
➡ 抵抗値
➡ そのシリコンウェハーが作られた用途(IC、太陽光発電、他)
➡ どの工程での発生か
➡ 仕様書
➡ サンプル