偏向ヨークの買取り
テレビのブラウン管には、偏向ヨークという、漏斗(ろうと)のような形状の部品が付いています。 偏向ヨークには、エナメル細銅線が巻かれており、分解することで銅が得られます。 その銅リサイクルのために、偏向ヨークスクラップを買取っています。
偏向ヨーク(偏光ヨーク)
フレコン入りで持ち込まれることが多い
偏向コイル、偏光ヨークと呼ぶ人もいるようです。
偏向ヨークはどこにあるの?
偏向ヨークのある場所についてはTDKの解説サイトの図(上から1/3あたり)が参考になります。
偏向ヨークの位置
電子銃のスグ前ですね。
偏向ヨークの付物について
先述のように、偏向ヨークに巻かれている銅線が目的ですので、 下の写真のような、少量のプラスチックが付いている状態を基準とし、 基板等の付物が多いと、ダスト引きをさせていただきます。
このように、少量のプラスチックが付いている状態を基準とする
(電子銃は必ず外すこと)
(電子銃は必ず外すこと)
偏向ヨークの表面
偏向ヨークの裏面
基板等の付物はカンタンに除去可能です。
偏向ヨークを分解してみる
分解するとエナメル細銅線を取り出すことができますので、買取価格が上がります。
先ずは、外側の付物を除去する
かたいものは叩いて割る
得られたエナメル細銅線①
プラスチックに巻いてある銅線は、キレイに取ることもできるが
叩き割った方が早い
得られたエナメル細銅線②
得られたエナメル細銅線①+②
作品:光の玉(ゾーマを倒しやすくなる)
エナメル細銅線を取り出すのには手間がかかりますので、 分解せずに偏向ヨークのままお持込みなる方が大半です。