基板(上)・・・質の高い基板
基板の概略は基板についてをご一読いただくとして、このページでは質の高い基板の一例を掲載します。
背が低く、足の多いIC(集積回路)が密度高く実装されているのが分かるかと思います。 何れも昔のコンピューター系基板です。 今のコンピューター系基板は、性能は格段に上ですが、金属的には価値が格段に下です。 金属的に無駄がない(コストダウンに成功)と言えますので、良いことではあるのですが。
基板(上)の接写写真
上記の基板の接写写真です。
紫色のIC(集積回路)はセラミックCPUです。 CPUのページにもありますが、セラミックのCPUは金の含有率が高いです。
質の高い拡張カード
以下はCバスの拡張カード(PC-98用)ですが、その中でも価値の高いものです。
ご存知のように、PC-98シリーズは2004年に販売終了となっています。 上記のCバス拡張カードは初期のもので、その機能にもよりますが、後期のものは概してスカスカ(価値が低い)です。
最後に
昔の基板に質の高いものが多いのですが、それらは時間とともになくなっていきます。 いまだに雑品や産廃として処分されているものも相当数あるでしょう...実にもったいないことです。 お客様の身の回りに、上記のような基板は隠れていませんか?